(少し小難しい話になりますが、できるだけ噛み砕いて説明しますので、どうか最後までお付き合いください★)
ピアノ調律の基本作業は、次の3つに分類されます。
1 調律2 整調3 整音 一見、どれも同じような作業に思えますが、それぞれ、美しい音を創るのに欠かせない、別々の作業工程なのです。
ピアノの調律をお願いするとき、次の3つの知識を頭にいれて置くと、調律師さんに、上手く
注文内容が伝わるかもしれませんね!★
1 調律とは・・・?一般的に、ピアノのメンテナンスは、まとめて「調律」と呼ばれますが、詳しくは、作業工程の一部分です。
調律とは、「音の高さを調節して音階を作る事」です。弦の張力を調律ハンマーを使って調整加減
しながら、
音楽の法則にしたがって音階を作ります。ピアノ調律の3作業の中でも、最もこの作業が重要ですね。(音階が狂っていては、その後、どんなに
タッチや音質を整えても、美しい音楽の
ハーモニーが生まれないからです。)
2整調とは・・・?さて、「調律」という言葉は聞いたことがあっても、「整調」や「整音」という言葉は初耳!という方も多いのではないでしょうか?
整調とは、鍵盤に指で触れてから、内部のハンマーが弦を叩くまでの距離や重さを調整することです。また、ペダルの調整もこの作業に含まれます。ピアノは、弦楽器や管楽器と違い、指先だけで感情表現やエネルギーの表現を行う
楽器です。その為、指先からの表現が最大限にピアノから発せられるように、メンテナンスを行う必要があるのです。特に、近代
フランス印象派の
ドビュッシーの曲を表現する場合、まるで薄く淡い色彩を表現する為、整調が十分になされていないピアノでは、繊細な表現が不可能という話を聞いたことがあります。
3整音とは・・・?ピアノによって、「このピアノ硬い音だなぁ」とか、「このピアノやわらかい音だなぁ」とか、感じたことはありませんか?その、音の性格をコントロールするのが、整音の作業です。では、どのように音色を作るのかというと、主に、ハンマーフェルト(弦を打つハンマーに、巻かれているフェルト)の部分に作業を施します。これによって、音色が変わります。
しかし、長く調律を行っていないピアノでは、「調律」⇒「整調」という重要な作業がメインとなり、なかなか「整音」に時間をかけられないという話を聞いたことがあります。自分の好みの音色を作ってもらう為には、調律を頻繁に行い、「整音」の作業を行う余裕を調律師さんに持たせてあげましょう。
本日は、調律の基本作業を説明させていただきました。調律師さんとのコミュニケーションがうまくいくことを、祈っております。
posted by ヒロシ at 16:27| 神奈川

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